税の取扱いで悩んだとき、少し調べるといろいろな解説に当たることが多いでしょう。このようなブログ形式のものもよく見つかります。
ですが、それだけを見て自分なりの判断をしてしまうと、間違うことがあります。
こうした情報は、通常、税法又は通達を根拠としています。財務省や国税庁が公表した税法、通達等を根拠としていない情報や何が根拠なのか明らかにされていない情報には注意が必要です。
必ず、税法や通達に根拠がある情報かどうかを確認する必要があります。
そして、それらの根拠に記載された情報と自分の調べたい情報がきちんと合っているか、確認してください。
「ちょっと違うけど、大体同じだからこれでいいだろう。」
一番危険な状況です。
税務調査官として、調査に当たってこうした考えで誤っている事例をたくさん見てきました。
ちょっと違うなら、必ず税務の専門家に相談してください。特に金額が大きい場合は必ず。ちょっと違ってもいい場合、そうでない場合、ケースバイケースです。
金額が大きい場合には、ちょっとした判断誤りが大きな問題になることもあり得ます。