前にもお知らせしたとおり、去る6月25日に認定経営革新等支援機関の実践力判定試験を受けてきました。
国税当局を経て税理士になった私にとって、会計学や税法は専門分野ですが、経営学は大学時代に学んで以来で、やや専門外。
2日間の研修を踏まえてどんな問題が出るのか全く分かりませんでした。
2日間の研修は、中小企業の経営改善のための経営改善策と金融機関に提出する報告書を4人チームで作成するというもので、なかなか新鮮で面白い内容でしたが、1日目を終えたところで、「ここからどんな試験が作れるんだろう」と考えると、全く想像できない…というか、試験にならないなぁといった感じでした。
そこで、1日目の研修内容を振り返ってみると、すごく違和感のあるシーンがありました。
それは、講師の方2名が実施する講義です。
何やらものすごいボリュームのある内容にもかかわらず、短時間に早口で読み切るというような印象で、聞いている側からすると「こんなに詰め込まれてもわからないよぉ」といった感じのもの
ですが、講師の方が講義終了時に「なんとか時間内に読み切りました(ふう)」みたいなことをおっしゃっていました。
あれ? これか?
もしかして、この短時間に詰め込んで一応説明しました!みたいなところからでるのか?
たまたまチーム内に理論研修から受けていた方がいらっしゃったので、聞いてみたところ、理論研修のまとめ的な内容だとのこと。
※ 士業以外の方は、実践研修に先立って、16日間の研修を受ける必要があります。
学生時代の山はり達人の勘が「これだ!」と告げています!!
慌てて、内容の暗記作業に入りました。2日目の休憩時間は暗記作業に専念しました。
久々のこの感覚…。隠してみたり、書き出したりして、何とか覚えきりました。
そして、判定試験…。
予想どおり、ここでの暗記内容が90%ぐらい出ました。
うちのチームには情報展開したので、大丈夫だったと思いますが、気づかなかった士業の方はぼろぼろになってしまいますよね。
この記事を読まれた方も気を付けてください。